昨年、5年ぶりの再起動公演は、思いのほかたくさんのことを生み出してくれました。
そしてまた1年、ネオゼネレイターは、ゆっくりとですが更なる歩みを続けてゆこうと思います。
お茶の間的芝居も多い昨今、怒涛のSF的演劇路線。
あくまで大風呂敷的世界観に翻弄される人々の物語をドドンとお届けしたいと思っております。
そして今回も物凄く魅力的な出演者陣、素晴らしきスタッフ陣が揃ってくれました。
さらに劇場は、嬉しくも、にんじんボーンに参加させてもらって以来、久々の下北沢ザ・スズナリです。
いやはや、これで面白くならないわけがありません!!
というプレッシャーを自分にかけつつ挑みたいと思います。
見逃しては大損の作品となること請け合いです。
是非是非足をお運びいただければ幸いです。
新型発電機計画、フル稼働にて下北沢でお待ちしております。 大西一郎
世の中には奇妙なことがあるもので、
まるで、前回のネオゼネさんの演目のように霧の中みたいなもので、
戯曲とは何であるのかを知らない劇作家がいて、演技とは何であるのかを知らない役者(俳優)かいて、
演劇とは何であるのかを知らない評論家(批評家)がいて、
みんなが行くから私も観るという観客というのがいるのである。
ただ、このいやな世の中で、唯一
(といわせてもらうが)
無垢純真なる人類が生息しているのもこの業界なのである。このアンバランス、タイトロープな世界。「凡俗の妙好人、孤塁を生きる」 といきたいものである。
北村 想
|